令和6年8月15日
お客様 各位
福地産業(株)
所長 園田俊二
「PFAS(ピーファス)」について
日頃、お水のご注文を頂きまして誠に有難うございます。スタッフ一同感謝申し上げます。
さて、最近、週刊誌やテレビで、ミネラルウォーターに対する発がん性物質「PFAS」の混入問題が騒がれております。
ミネラルウォーターの安心安全な品質を自負する当社としましても、早急に有害な種類の「PFAS」の混入が無いか、念の為確認致しましたので、その結果をご報告申し上げます。
結果的に「福寿鉱泉水」・「福寿天然水」共に、「PFAS」の内、「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア)」の混入は検査精度未満の値を示し、基準値をクリアしており、安心安全なミネラルウォーターである事が確認されました。
今後共、安心してご愛飲頂ければと思います。
以上、ご報告申し上げます。
【PFASとは】
「PFAS」とは、1万種類以上あるとされる有機フッ素化合物の総称で、化学構造上、炭素とフッ素が非常に強い力で結びついています。その為自然界では分解されず、「永遠の化学物質」と呼ばれています。
「PFAS」の有機フッ素化合物は全てが有害であるわけではありませんが、有害性が高いのが、パーフルオロオクタンスルホン酸(「PFOS」)と、パーフルオロオクタン酸(「PFOA」)とされており、国際条約の規制対象で、既に日本でも輸入や製造が禁止となっています。
昨今では、消火剤を訓練で使う空港や航空基地、工業製品を製造する工場などから漏れ出す「PFAS」が問題視されている状況です。